2010年2月 8日 (月)

悲劇・狼藉の横綱去る。

たとえば、「清く正しく美しく」の宝塚スターと相撲取りの世界を律しているのは、それぞれの世界と伝統への敬意である。それができなければ、ただ潔く去るのみ。師匠とマネージャーの間でヘンテコなことになった最初で最期の横綱が引退。場所中に泥酔したほうも、させたほうも、ゆるゆるで、それで自分を見失ったのであろうか。厳しくいってもらえない悲劇。心技体の揃った相撲はつとに難しく、それができなければ、引退しかない。

しかし、どうも悔しさで去るようであるから、未練があるのであろう。何が悔しいか。師匠のいうことを聞かなかったことが悔しいのか、自分の言い分が通じないのが悔しいのか、マスコミやメディアと自分が覚えていない「事実」との差の落差がわかってもらえない、警察の捜査中で本当のことをいうのを「控えなくてはならない」のが悔しいのか。よくわらない。わかってもらえない悔しさが、反省よりも強いのかもしれない。

師匠は現場から棚上げにされて、マネージャーが横綱の生活を仕切ることに慣れて、それに追従し、結果としてすべての事態を悪化させたのかどうか。自己評価もなし崩しのまま、今後、相撲部屋制とマネージャー制の仁義なき戦いは両成敗になった。

白鵬のコメントは、かつての大鵬ゆずりの昭和の大相撲の伝統を復活させてくれる可能性を感じる。むずかしいことだが、それしかない。

相手を気遣う、見舞いに行く、何もない。警察は、捜査中であり、現在進行形なので、帰国してからの事情調査の結果が出たら、芸能界という「土俵」入りの儀式が待っているのだろう。

2010年2月 7日 (日)

公立美術館は午後6時閉館にすべき。

独立行政法人になっても、国立美術館、博物館は開館時間延長をしないようだ。いつから午後5時閉館から午後6時閉館体制に変わるか注視しているが、一向にその気配がない。

これでは、独立行政法人になったメリットと果実を実感として国民は受け取っていないような気もする。

私立ならまだしも、公立美術館・博物館は、作品と来館者のサービスのバランスを普段から考えるべきであり、午後5時閉館では、多くの人は週末しか美術館に行けない。そうやって勤め人をミュージアムから遠ざけているのは、午後6時閉館をすでに実現しているミュージアムを無視しているひとたちである。

普通のガバナンスを追求するミュージアムであれば、午後6時閉館をすでに行っているところとのサービスの差に敏感になるはずだが、誰かが、何かがそれを遮っているのであろう。

来館者は、午後5時閉館が当たり前と思い込んでいる。そのことで、ミュージアムにいける機会を昔から狭くされ、それを普通と思い込まされている。

夕方からの一時間の延長、午後5時から午後6時までの延長くらいは、さっさとやってほしい。

慢心の横綱返上か解雇の可能性があった朝青龍

ガッツホーズを土俵でした朝青龍の品位は、どす恋花子さんのブログでも話題になった。土俵の外ならOKとの意見もあったが、土俵外の「泥酔暴行」を疑われる行為に寛容なほど相撲協会は甘くない。

今後の警察の事情聴取の第二幕がありえる。相撲協会はなぜ事実解明能力がないか、問われるだろう。

場所中に泥酔し、「何をしたか覚えていない」という弁明をする横綱は、恥ずかしい。

暴行をしたかしないかが、自覚できず、両方の可能性を残そうとしているが、相撲の品位とひきかえの弁明になった。

いまだ、何か起こったか、相撲ファンには、知らされていない。

それを明らかにできない相撲協会、「いろいろ」という言葉、悔しさを最初に放ち、「相手」よりも横綱しか視野にない発言、結局、肝心の心技体の三拍子を揃えることは、横綱だけでなく関係者も難しいことで、誰にもしめしがつかない。

信なくしてたたず。みんなの相撲が号泣している。

2010年1月31日 (日)

場所中に深夜泥酔、殴る横綱。国技返上の危機。

推定無罪の原則をふまえても、朝青龍の任意事情聴取、在宅起訴されるかどうかが世論の分かれ目になり、筋目を通すことになろう。相撲が国技でいられるかどうかの節目である。暴力沙汰を不問にするのが日本の国技で、モンゴル相撲の鼎もその程度のものかと問われる。

このままでは、相撲に子供の夢を託すことはもはやない。だから、相撲取りになる人材は枯れる。

決して、場所中に酔って暴力を振るうような人が横綱になれるようなところにいってはいけない、おすもうさんをみならってはいけない、ということにほとんどなりかかっている。

ダーティな取り繕った相撲が行われる「汚れた」国技館に、今後、皇族の方々が、お出ましになることをもはや想像できない。

そのときは、名前を変えて「相撲館」にしたらよい。NHKもこのまま、来場所を放映するのだろうか?暴力を肯定したことになりかねない。

暴力横綱の活躍に心から共感できるか? たとえ優勝しても果たして快く祝福できるか? 優勝杯や内閣総理大臣杯を与える場面に拍手をしてもよいのか?

みんなの相撲が泣いている。

2010年1月30日 (土)

朝青龍の花道 

相撲にしかないもの、相撲をみる愉しみが、朝青龍の暴行事件の疑いによって、消えていく。

せっかく優勝してアスリートとしてはいいところをみせても、裏でやっていることとのあまりの違いをこのようにみせられてしまうと、もはや、朝青龍は相撲とり、力士なのかどうか、という疑念がわく。

とりつくろう強さはもはや相撲でも何でもない。

ボクサーが有形力を行使すればどうなるか、力士が手を出せばどうなるか、おのずと自己を律する身体の筋目がいるが、肝心のそれが、うさん臭い取り繕いにすり替わっている。

勝負のいさぎよさ、去り際の見事さ、いかなるときでも、みえない相撲への集中とこだわりは、相撲の美しい質だから。

自分を律することができなくなれば、引退しかない。

朝青龍は、もはや土俵にあがらずとも、「千秋楽」の素の強さ、みせ場をつくれるかどうか、まさに正念場である。

2010年1月20日 (水)

限界臨海都市の狂い咲き。南極氷床崩壊のネガ。

TreeHuggerの下記の記事によると、

今後、100年間で約7フィートの海面上昇の想定は、臨海地区にとって「脅威」であり「弱み」になる。南極の氷床のなかで、すでに崩壊への勢いを止めることができないまで放置してしまった氷床があり、それは1フィート足らずの24センチの海面上昇を起こすという。

Get Ready for 7 Foot Sea Level Rise by 2100 + Antarctic Glacier Past Tipping Point

すでに、世界人口の一割は、あと50年以内に影響を被る可能性が高く、日本よりは、アジアのデルタ地帯、農作物の栽培地帯が根こそぎやられるとどうなるか、食糧輸入先の分散化をというリスクヘッジがままならない海面上昇の脅威が「差し迫っている」。海面上昇は、一律、平均的に全世界の臨海地区を襲うわけではかならずしもない。海流や、氷床の重力効果、気温、偏西風、デルタ地帯特有の地盤沈下、堆積物効果などのいろいろなファクターが介在するからだ。

したがって、グローカルな臨海政策の理念が打ち立てられなくてはならない。その土地ごとに適応戦略と撤退戦略などを組む計画の議論をシェアする場がいるはずである。

限界集落ならぬ、「限界臨海地区」の発生と出現は、日本のどの都市と地方から起こるのであろうか。すでに、脆弱性が明らかになっている場所や港湾、デルタ地帯を抱える自治体の動きが気になるところだ。

消費税収の一部環境税特定財源化は、臨海地区への投資の抑制や効果を厳しくアセスメントに載せ始めるようにという世論が形成されるケースもありうる。無駄な臨海投資は無意味なバブルとして歯止めをかける世論である。そのたjめにも、今から、かつてのリゾート法下でのバブル遺産のようなずさんな結果を招かないような警鐘を鳴らすことが必要であろう。

自国で食糧輸入ルートが保護できても、肝心の作付けができなくなり、収穫できずに、輸出ができないという理由による保護主義的な国内消費のブロック化が、今後、次世代の日本の最大の試練と足かせになるはずだ。

大規模な生態学的な生物移動はすでに始まっている。温暖化による移動圧力は、海面上昇による内陸への移動圧力とともに、2次元、3次元的な「臨海限界圧力」に成長し、そのプレッシャー押されて、温暖化難民や移民の発生やその国際間の摩擦が、国連が懸念すべきテーマになっている。

はやければ、環境税導入の議論が始まるに連れて、来年度以降、臨海地帯の都市計画や地域区分に市街化調整区域のような、温暖化影響調整区域のような、開発規制の網の要請が、まず、世論形成の核となって、心理的な網としてかかってくるのではないか。

臨海リゾートの悪夢の再来はこれでない、はずだが、果たしてそうか。ドタキャン覚悟の時限的な開発圧が掛かる恐れは充分にある。

2010年1月18日 (月)

臨海経営ポリシー@英国の先手

あと数十年後の食糧(輸入)危機、海面上昇による土地劣化と臨海壊滅危機に対処する英国は、臨海地区における適応、撤退あるいは積極的な防護について政策的に先手を打ち始めた。日本とは海流や温暖化の兆候について『認識や世論の形成熟度が違うために、あまり参考にはならないだろう。議会システムは学ぼうとするパフォーマンスもあったが、温暖化危機に対する処方箋の政策マネージメントについては日本は英国に学ばず、どこ吹く風である。政府レベルの低関心が、地域水準の無策を放置するはめになりそうだ。

BBCが、緊急の臨海政策の新たな国家レベルの発動に関する「Radical sea defence rethink urged」という記事を報じた。http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8460089.stm

臨海地域からの撤退か、防護か、積極的な臨海での積極的な適応戦略か、三種類の政策ベースをカテゴライズしているところは、臨海マネージメントの基礎になる。この組合わせの混成政策のうち、最も効果的に、温暖化の劇症化、海進現象になじむものはどれか、興味深い政策形成のプロセスが、観察できそうである。

臨海地区、河川、港を擁する地方自治政府レベルでのいちはやく鋭敏な対応や対処が、後々の税金のローロスク、ハイリターンを約束する。

日本では、どこがいち早く、政策に反映させて、臨海経営の政策立案のヴィジョンを立ちあげるか、遅きに失して時間と税の投入機会を見失うか、カオスの分岐点のようでもある。

臨海地区に「弱み」を持っていながら、それを「強み」に強引にすりかえて、大きな勘違いしないように、英国のこの行動は、注視すべきである。

南極融解の危機はいつか?

南極の氷床下部の温度上昇がなかったという調査報告があったが、南極の氷床の不安定さは依然、関心の的だ。海水の挙動と氷床はどのような関係にあるのか、氷床の安定性を考える新しいモデルを英国の研究者が発表した。http://rspa.royalsocietypublishing.org/content/early/2010/01/13/rspa.2009.0434.full?sid=400cf4ea-2a5a-4a0d-90d2-42b6443724f3

すでに、引き返し不可能な氷床融解モードに突入した可能性が高いという結果が、モデルの結果である。

南極の不安定性を追認する格好になっているため、このモデルはさらに改良することになるだろう。

良いニュースでは決してない。やはり、南極もそうか、という内容だ。

氷床下部が海底に接する境界の重要性を指摘し、融解が氷床の底から起きてくるとしたら、海底の地形や勾配が決定的に近い影響を与えるだろう。

the point of no returnが、南極の代表的な氷床で明らかになりつつある。

じわじわと海面上昇する時間と、それを序章にして、すみやかに勢いがついてしまって、融解が加速モードに突っ込んでいく時間という、ふたつの時代を、最悪、現世代か次世代の二世代の期間の人々は、まのあたりにするかもしれない。

東京竹橋

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東京風景

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東京@風景

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2010年1月17日 (日)

岩瀬文庫の帰りにふところ餅@ほとくれもち

素朴な味わい。ちょっと焼いてから焼き海苔ではさむと美味しい。上質のもやしの茎だけを揃えて食べるとおいしいのを思い出す。これがソウルフード@かんしょくならいいかもしれない。

知多半島のおみやげに最高。半田市の新美南吉記念館に行ってきた人のおみやげで食べて以来だ。新潟の粽、笹団子に匹敵するかも。

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このふところ工房のふくろは、なかなかいいのでアップ。

何がよいかというと、ひかえめな大きさのシールがとてもいい。乾燥剤もしっかりしている。ごく普通の袋。ほんのちょっと、ななめって貼ってあるところも奥が深い。

外見が、なんともさり気ない。いい。きゅっと切れるところもいい。

知多半島の美浜の名産らしい。とても有名。

コーヒー味がいつからできたのか、気になるところ。

中身のすがたかたちは、紹介されてられる方がおられる。ちゃんとした紹介はこちらのブログが正鵠をえている。

http://ameblo.jp/kanehibiru/page-3.html#main 

http://nmura.ocnk.net/product/25

ひとつひとつにきる前の姿、ほとくれ餅を、今度は買いに走ろう。常滑で山田脩二さんの展覧会をみにいったときには、気付かなかったけれど。

http://onnea-cookie.cocolog-nifty.com/blog/cat36602326/index.html クッキーの得意な方のブログに掲載されていた! ここのクッキーはなかなか、よさそう、である。

もういちど、きらきらとした素朴なふくろをアップ。

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西尾の冬景色 岩瀬文庫@2010

R0030810 万博公園の大阪府立国際児童文学館と西尾市の岩瀬文庫は、中部と関西では双璧と思っていた異色のライブラリーであり、ミュージアムだ。一方は、改革の強権で建物が閉館し、コレクションはその輝きを失いかけている。大阪の旦那衆の先見性とはほど遠いミュージアム・ガバナンスだ。岩瀬文庫は「理想」と高潔な理念の力がみなぎる、余裕と清々しさが感じられる。西日処理と階段はもう少しなんとかなっていたかもしれない。これだけ長い躯体ができる場所があるのだから、スロープとの併用があってもよかった。

田中長嶺の企画展には、きのこのフィギュアと立体が展示されていた。この人は結構、明治の気骨と情熱とは何かをやんわりと教えてくれる。葉っぱがかさについた茸の小さな模型は面白かった。第三回の内国勧業博覧会に出たもの。実学の始源、明治の初々しい眼差し、である。

こどもの洋館、おもちゃ館は閉館。人や何かで大変なのだろうか。

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西尾の冬景色 岩瀬文庫@2010

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2010年1月14日 (木)

米原@窓 雨

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大阪駅工事@迷宮2009

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2010年1月12日 (火)

真似してはいけない写真の使い方例「抗議船と捕鯨船の衝突、豪・NZ政府が調査へ 日本は厳重抗議」

加害者提供の写真、犯罪性を指摘される当事者提供の写真によって記事を構成した良い例。充分わかってやっているのだから、呆れてものもいえないが、ジャーナリズムの簡単なイデオロギー偏向の粗雑な例として、いつでもどこでも、取り上げることができる。

犯罪者の関心で切り取った写真で報道されても、記事の信憑性がだいなしになってキズつくだけなのに、傷つけたら困る何か、それよりもまもるべきものがあるのであろう。おかしみがある。

シー・シェパード提供写真と、日本の調査捕鯨船の両方を出すようになってから、さらに、その可笑しさはつのる。シー・シェパード提供写真は、世論を喚起する格好の手段だが、すでにその手口は、日本の対抗映像を喚起し、かえって自滅の道をはやめるようになっている。自分の都合のよいもの、見せたいものは何かを知らせてくれる。見せたくないものはなにかもまるわまりになる。

そのままの報道姿勢は、調子よくやってもらっていいのだが、被害を受ける可能性を持つ日本人は、淡々と保護されるべきである。

レーザーは、日本船の接近から距離をとるための手段というが、デッキにいる日本人の眼球を一時的にでも焼くとどうして安全な距離が保てることになるのだろうか。日本人の健康を犠牲にして利益を得る姿勢がそこにある。

もとより、人間扱いしていないのであろう。そのうち、彼らの記録は、司法的な「距離」と関係の意図的な証拠になるはずだが、加害の証明にしかならないことになったら、どうするのだろうか。危害になることをいとわず、一度、初めての武器を実戦でやってみたかったのであろう。日本人はその偏執的な好奇心のえじきになっている。

2010年1月10日 (日)

レーザー海戦@日本

人工衛星そのものが巨大なレンズシステムの塊になっているスパイ衛星と同じく、一機まるごとレーザー励起チューブにして、鼻先にビーム角度制御の丸い反射鏡をぶら下げた飛行機が開発されてきた。レーザー兵器だ。オバマ政権下でその開発実装への見通しに不透明さが出てきた。エアボーンレーザー戦闘機だが、超巨大だ。予算獲得のためのデモ成果のプレゼンの時期は過ぎているが、この小型化・量産化がされたら、日米のミサイル防衛システムとどこかでリンクするはずだ。貨物機転用から原潜空母転用もありえるだろう。

シー・シェパードのレーザーポインターは、失明、火傷を念頭に置いたエネルギーを持つようになものかどうか。チューブを抱えて撃つのをみると、日本の船員に意図的に危害を加え、船員をレーザ兵器の実践対象のモルモットにしているようだ。レーザーガードの保護メガネ膜を焼ききる出力のようにもみえる。彼らには、このABL兵器搭載高速船の調査実験(エアボーンレーザーシップ)の意識があったように思える。

ABLの海戦仕様船ということだ。それに、めにはめをかどうか。あやういところだ。まずは、被害証拠の採集が鍵であろう。

産経新聞http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091223/crm0912231346009-n1.htm

ABL http://boeing.mediaroom.com/index.php?s=13&depth=4&cat=18&item=285

関西から近畿へ@2020

久しぶりに大阪駅。工事がすすみ、あと数年で、キタ界隈は一変しそうだ。良くも悪くも天王寺駅のような平屋方向の雰囲気はなくなり、空中楼閣のようになりそうだ。福井・滋賀・京都・兵庫・大阪中之島までで、ひとつの文化圏の認識ができそうである。その「玄関口の軒下」をつくっているように思える。できてみなくてはわからないポテンシャルもあるけれど。

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工事中@JR大阪駅2010

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2010年1月 4日 (月)

日暮れ@神戸元町

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日暮れる@神戸元町

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神戸元町の夕

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送迎バス@三島の写真美術館行き

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草@三島

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写真美術館@三島へ

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2010年1月 3日 (日)

夕@金沢 

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草葉@金沢21世紀美術館

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夕@金沢21世紀美術館

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2009年12月31日 (木)

ヤルコフスキー効果のリニューアル? ロシア、小惑星の地球衝突を避けるため専門委立ち上げへ

核ではないとすれば、衝突軌道をはずず作用をどんな手段で実現するのか?重い質量の物体を並走させて重力効果で逸らすか、ロケットブースト装置をつけて逸らすのか?

前には、ハワイ大研究者が2060年代の衝突可能性の議論を公にしている、

http://yoneyamasan.blog.eonet.jp/yoneyamasankarakumogadeta/2009/10/20682036-0131.html

JT、たばこ増税反対署名活動せずに越年?

JTはたばこ増税反対の署名活動の年末開始を見送り、増税は事実上これで決着にみえる。増税分の価格上乗せコメントをすでに出した時点で決定的である。反対にこだわって署名活動や企業新聞広告を打ってきた歴史からいえば、驚くほどJTは今回の増税には「寛容」である。

環境税やガソリン税の検討先延ばしの分、タバコ増税に前向きな状況では、署名活動に真剣に取り組んで「愛煙家」を護るという体裁さえとらない。

先回の署名活動は、数だけをアピールしたかっただけで、本当は無意味だったのであろう。通過儀礼でもいいので、署名を集めて、やるべきことをちゃんとやってjから、万事を尽くしてから、増税の方向を受け入れるのならわかるが、この点での合理的な判断やメッセージは一切ない。

たばこ増税の幅が100円なので、さらに数年後の消費税の値上げの際に、さらに100円値上げするなど、愛煙家の利益が長期的に継続的かつ計画的に「侵される」ときは、署名活動を展開するのか、自民党政権でないので、署名活動のプレッシャーがかからないので、はなから選択しないのか、不思議である。

三ヶ日の新聞に増税反対の意見広告も打たないのか?

2009年12月26日 (土)

杉本博司展をみて@三島 2009

R0029836後、非常口があるのかも。                                                                 

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雨あがる@岩倉藍本 2009

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影@藍本 2009

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朝@藍本 2009

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朝の雪@藍本 2009

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武庫川@藍本三田 2009

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武庫川@三田 2009

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武庫川@三田 2009

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高架下ネオン@神戸元町

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高架下@神戸元町

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草 冬

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2009年12月25日 (金)

IZUの写真美術館の開館記念展に行くとき、見おわって帰るとき

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三島から無料送迎バスでクレマチスの丘へ

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2009年12月24日 (木)

USAの海没地図は+14mまで。

グーグル地図で、世界の海没予想状況がみれる。米政府作成。SFMOMAが気になったが4mまでは大丈夫。SF空港は1m水没。岩国米軍基地、臨海原発も2m以上で浸水色。西日本は大阪と名古屋の脆弱性が目立つ。これからの都市計画、経営、分権は、このような計画海面水位地図を考慮に入れないと意味がない。これをにらんで、展都や機能移転をしなくてはいけない。

http://flood.firetree.net/?ll=47.4021,-123.1238&z=9&m=1

郊外開発の先端をいったかつてのリゾート法時につくられたあまたのゴルフ場、大阪万博跡地などは、その都市移転の必須の候補地である。大阪の上町高台地帯は、京都南まで海進が起こるときには、北関西と南関西をつなぐ重要な動線になる。

伊丹空港は、発展後、実は、大阪旧都心に大阪城の隣に新しく移ってくるかもしれない。垂直離陸のホバリング飛行船が普及し、騒音の解消も念頭においての展望。

閉鎖系海域特有の汚染が懸念される瀬戸内圏域での原発は、臨海型ならかなり高台につくる事が必要だろう。免震装置分のげたをはかせた基礎土台は、海面上昇対策とは逆行せず、すでに折り込み済み工法なのだろう。

100-200年後の近未来風景をいろいろ考えさせられる。海進と後退の周期を考慮に入れた都市がこれからの姿なのだろう。

三島から無料送迎バスで写真展へ

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海水を吸引していた極地の氷の融解挙動も「直近の間氷期、海面は8メートル高かった 米研究」

膨大な極地域の氷は、重力効果で、その周りの海面を集めて盛り上げていたが、氷床の崩壊と壊滅で、海面が極周囲で下がるが、遠いところは、海面が上がる、という調査も公にされた。

これは、平均気温の2度上昇に押さえても起こるものであり、海面上昇への適応は厳しさをますばかりだ。

橋下知事が新構想 伊丹廃港、跡地は日本の新都心に

伊丹は、関西唯一の大規模陸港である。伊丹駐屯地が隣接し、九州中国からの非常時の物流拠点、兵庫県のバックアップ都市の三木などに近い連携拠点だ。関空、神戸空港は、海面上昇リスクに弱い姿を曝け出し、長期的な脆弱性な抱え込む。

伊丹空港の環境安全保障、食料安全保障、非常時の支援ベースになる軍事デフェンス機能など、大阪府知事が言及を避けている点は、今後、ますます重要になるばかりである。

東京首都のバックアップ拠点は、首都圏の立川にある。霞が関通勤圏域の立地で、旧米軍基地の転用で、自衛隊駐屯地を要している。ここから偵察ヘリが飛ぶ。

大阪千里の万博跡地利用を再考し、そこに投じた大阪府の出資の活用を本気で考えれば、大阪デルタ地帯の海没リスクヘッジとして、第二霞が関を擁した活用が考えられるだろう。京都に近く皇室、宮内庁関係のコミュニケーションべースとしても利点があろう。

海面上昇リスクに見舞われる臨海地区から、伊丹空港の転用という点で内陸部への『関心のひっこし』というイメージ戦略が地道に示されている、とみられる。

兵庫・京都・福井の北域連携軸と、大阪南・和歌山・三重の南域連接軸の二軸構成に関西は海面上昇適応をせざるを得ない、だろう。

2009年12月22日 (火)

署名運動しないJT、喫煙ルーム多量設置のJR

たばこ増税について、というコメントを出しただけで署名運動をしないJTは、価格改定に踏み切ることはコメントに盛り込んでいる。今まで、署名運動など大規模な増税反対を展開してきたJTの今度の態度は、新しいものだ。増税分上乗せの新価格の検討を公にしたこと、そこが最大の眼目なのであろう。

最近、新しい新幹線のぞみに乗って、デッキの喫煙室を通り過ぎたら、デッキにたばこの臭いが充満していた。

同じ料金で乗っているのに、喫煙ルームにかかる費用まで、非喫煙者が負担させられていて、さらに、副流煙を浴びtるリスクを全車両で覚悟しなくてはならない。

今度、たぼこ価格が改定するだろうが、喫煙ルーム使用も有料にして、なるべく清浄な環境で過ごせるようにしていただきたい。

喫煙室のドアが開くたび、煙がもれて、狭いところにおしこめられて喫煙する人の衣服や息は、むかしなら、喫煙車に隔離されていて、喫煙車の隣のデッキに煙と臭いが垂れ流しでもれていたところ、本当の垂れ流しで、全車両に喫煙する人々が、自分の隣に座る可能性がある。

煙は、衣服について、肺に残留、いい気持ちで吸い終わり、晴れ晴れした気持ちで、座席に戻った人は、依然として、周囲に副流煙を垂れ流し、まき散らしている。さらに、そのことに嗅覚が麻痺して鈍感になってまったく気づけないという情けないことが起こっている。

頭を隠して尻を隠さずの寓意があるゆえんである。

喫煙ルームのダクトや、衣服についた煙粒子を洗い流すエアシャワーをもっと強力にして、二重扉のバッファー空間をつけた、もっと広い喫煙ルームを、数少なく、有料で設置し、受益者負担を明確にすべきではないだろうか。

面倒くさいので、JTの新たばこ価格には、たばこ喫煙ルームのインフラ整備負担経費も載せてしかるべき、であろう。

2009年12月20日 (日)

JT、消極的「たばこ税反対」

JTは、先回のたばこ税率改正議論の際には、署名運動、広告を打つなど、たばこ税増税反対に積極的な姿勢を示していたが、今回は、なぜか署名運動に着手しない。不思議である。たばこの生産者やお客様を守るための署名運動はいつ始めるのだろうか? JTサイトには、

「たばこ税増税に対するJTの意見」http://www.jti.co.jp/news/tobaccozei/index.html というテーマの文章があり、以下の意見で締めくくっているように、その明確な姿勢は以前から一貫して、どこも変わらないから、一層、不思議なことだ。

「したがって、合法の嗜好品であるたばこ税制は、お客様、財政、たばこ産業界への影響をも踏まえたバランスのとれた合理的な制度であるべきであり、とりわけ、急激かつ大幅な増税には反対です。   こうした私どもの意見が、多くの皆様のご理解と共感を得られますよう努めてまいります。 」(JTサイト)

したがって、姿勢は変わらないのであるから、これから、当然、署名活動をするのあろう、と思われる。

もし、署名活動をしないのであれば、「急激かつ大幅な増税」にあたらず、「お客様、財政、たばこ産業界への影響をも踏まえたバランスのとれた合理的な制度」であると、JTが評価した結果であろう。署名運動をしても仕方がないフェーズにあるとの判断かもしれない。

そもそも、「お客様」「財政」「たばこ産業界」という三者を明記し、「未成年者」「子供」や「非喫煙層」への「影響」を文章のなかで顧みないため、何も望むべくもなく、期待もない、結論も貧しいものしか導けず、お客様を守るか、たばこ産業界を守るかのトレードオフの痛みはなぜか論外にしているのも気になる。納税者であるお客様や消費者よりも、同じ納税者である非喫煙者についての配慮の片鱗もない。合法的な嗜好品という形容詞を使わざるを得ないところに難点があるが、それは仕方がない。

政府与党の税制大綱の決定以前にしてきた増税反対キャンペーンや署名は、正月の広告にたばこ税増税反対の意見広告キャンペーンのようなもので、お茶を濁すのだろうか? 新しい農業支援スキームとの関係で、今回の署名活動はないのだろうか?

2009年12月19日 (土)

海面水位9-10m上昇を覚悟する時代

先の間氷期は、約10m程度、今より海面が高かったこと、その海進速度は、現状予測の2-3倍かもしれず、IPCCの予測を大幅に上回ること、海面水位に対する考えを改める必要があらゆる分野で発生してくることなど、海面水位の過去の調査成果記事について「ネイチャー」が報じている。

http://www.nature.com/news/2009/091216/full/news.2009.1146.html

Sea level rise may exceed worst expectations

Seas were nearly 10 metres higher than now in previous interglacial period.

日本沿岸の海面上昇は?

COP15は、数値目標義務化の回避に動く一方で、温暖化被害の最も象徴的な海面上昇の数値予測は、6~9mにまで高騰している。COP15以後のスキームにどのような影響を与えるか不明な海面上昇の予測数値は、さらに高くなることはありえる。

たとえば、破局的な海面上昇についてのジェレミーのレポートにある、毎年の海面上昇値の議論は、その議論がピークにさしかかったものか、これからさらに指数的に増加しかねない海面上昇率の振る舞いが部分的に影響しはじめた片鱗なのか、わからない。

http://news.mongabay.com/2009/1216-hance_sealevels2.html

Catastrophic sea level rise could occur with only two degrees Celsius warming
Jeremy Hance mongabay.com
December 17, 2009

気になることは、IPCCの海面上昇予測の数値訂正がいつになるか?ということだ。

それが数年先なら、政策に反映する余裕なく、意義を失う。これほどの手詰まりに追い詰められたときは、IPCCは緊急予測数値の更改議論に入るべきであろう。

これと関連するローカルな日本の状況は、どうだろうか。

日本近海の海面水位の動向は、ここ100年、ただし、1970年代末まで近海領域で目立った動きがないままに遷移しているが、1980年代以降、上昇している。その理由は、数年から数十年の周波数の変動リズムの影響と噛み合わさっているとされていて、温暖化の影響のみでは説明できない。80年代以降の海面上昇の説明をどのようにするか、注目されるはずだが、調査不足、科学的な調査の蓄積が足りないことを明らかにしている。調査が済んだときは、手遅れであることもありえる、という慎重な言い回しを気象庁はしている。

80年代以降の温暖化の寄与、それ以外の寄与を正確に仕分けして、将来モデルに反映できることがわかったときは、この予測指針も劇的に記述が更改されるはずだろう。日本の臨海政策が、バラ色の開発から、秩序のある規制と防護へと切り替わる分水嶺でもあろう。

気象庁の見解は、

日本沿岸の海面水位は、さまざまな要因で変動しており、地球温暖化の影響がどの程度現れているかは明らかでない。地球温暖化にともなう海面水位の上昇を検出するためには、地盤変動の影響も含めて更なる調査が必要である。 」http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/shindan/sougou/html/1.2.html

という調査への期待感にある。

この抑制された記述にこめられているものは、温暖化による海面上昇の挙動をあきらかにする調査いかんで、海面上昇は変動する可能性があるということも逆に否定しない、ということ。来年2月の潮汐データの定期公表は、この点で興味深い。記録のみか、そうでない調査や評価が記述にあらわれるかどうか。日本は、数十cmオーダーの局地的な海面上昇しか起こらないで済むのか、やはり1.4~2メートルもの上昇を21世紀末に経験する可能性に言及する研究が示唆する予測と関係があるのか、重大な関心を向けざるを得ない。

単に潮汐記録を更改するだけの時代から、計画海面水位の公表とハザードマップ水位と重ねあわせてみる時代に突入したことはまちがいなく、来年2月の公表の姿勢はその「リトマス試験紙」になるだろう。まずは、記録、超期予測、中長期予測というような、COP15以降の日本の温暖化対策のフェーズにきちんと噛み合うような見方ができる編集に改定されるであろう。

失敗も成功もない。「COP15首脳級会合の草案、具体目標なく合意に暗雲」

失敗も成功もないことは、先延ばししかない。京都議定書からの米国の離脱と帰還、中国とインドの参画の意思確認だけが「成果」であるが、テーブルを作っただけで、それに載せるあらゆるものがない。最期の晩餐のモノローグが報じられるだけであり、その「晩餐」のテーブルにはとても寒そうなメニューしかない。

国家のミッションが試されているだけで、気候変動には国境がない。海面上昇も重力分布や海流システムの変化は、汎世界的である。

海面上昇の劇症化が現実的に起こらなければ、誰も本気にならないが、そのときはすでに政策目標の数値化どころではないのであろう。そのときは、途上国の「国連からの離脱」という選択肢もあるかもしれない。

2009年12月15日 (火)

冷極維持、「北極くらげ」の退場

海月のように、北極の輪郭は揺れ動く。海に漂う海月と同じだ。生態学的にサバイバルできる環境が崩れ、壊滅の最終段階にある。北極→グリーンランド→南極西部→南極東部 という4段階で、臨海環境は今の状態から次の環境に転移する。海面上昇の予測値の更新は週ごとになされて、誰も驚かなくなってきている。行政予算の単年度主義では時間的に間に合わなくなるような気候安全保障の課題になった。

極地の生態系の基礎が崩壊し、早晩、そのつけが、全身にまわってくる。

おそらく、北極の温暖激化、劇症化が、急性のものではなく、グリーンランドや南極の融解や、海への氷床の分裂、漂流に効果的に効く鎮痛剤がないことに気づくまで、どのくらいの猶予があるのだろうか。次世代は、現世代の無策を詰るしかないことになる。

護岸の土木、氷床崩壊を防護する「氷木」、冷たい極地をそのままにする「冷極維持」の水際の「方法論」が必要だろう。

北極という、でかい海月をとかして殺す現代というのは、まさに、神話的な時代である。

2009年12月10日 (木)

南極黙示録の序章?「100年に1度の巨大な氷山、オーストラリアへ漂流中」

南極の気候安定は、温暖劇症化に抗する最後の砦、本当の意味での人類最大の「水際作戦」の現場である。南極で最も懸念される氷床の分裂と海への滑落は、海面上昇の深刻な脅威だ。氷は溶けずとも、ただ海岸の海水温度の上昇で氷床に亀裂が徐々に入ってゆずぶられ続けるだけで最も深刻な打撃になる。もう一度、漂流した氷山を陸に戻し上げて凍らせたらいいのだが、とても現実的ではない。

グリーンランドも同じ脅威にさらされている。氷塊への止めどもない分裂は、海への突進を促す。氷の底に流れる地下河川や溜まり水の挙動は、ちょうどエンジンオイルのような役目を果たす。格好の潤滑剤だ。

南極の水際では、氷が陸から海に滑落するのを防ぐ「知恵」がいる。氷のガード、万里の氷城で、南極を防衛することが真剣にとり沙汰されるようになる可能性はゼロではない。

みすみす海に氷が落ちていくのを座視することに耐え難いときは、どうするか。手は少ないが、地球工学的な対処の処方箋を試すしかないかもしれない。そのときは自然が「退場」するときでもある。

2009年12月 8日 (火)

神戸元町@2009

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谷上の夕浴@裏六甲

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竹生島から還る @2009

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竹生島から還る@2009

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黒猫デッキの午後

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枯葉と黒猫の日々

黒猫デッキ@冬

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2009年12月 7日 (月)

神戸三宮 夜@2009

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神戸三宮の夜@2009

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2009年12月 6日 (日)

神戸の夜の自動販売機 2009

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2009年12月 2日 (水)

竹生島 離れる@2009

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江戸の頃の島の祭礼を描いた絵が、大和文華館にある。その絵葉書を看板絵と比べる。お寺さんは江戸の絵には描かれていない。右の小島に綱を渡しているが、最近はやっていない。また一度やってみたらいいかも知れないけれど、頑丈な松はもうないかもしれない。

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竹生島 巡礼@2009

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夕日暮 ビール飲む辺り@長浜 2009

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夕暮れ@長浜 2009

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藍本@2009.12.1 朝に 

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藍本@2009.12.1朝 虫と電車がきた

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藍本@2009.12.1朝

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藍本@2009.12.1

朝の藍本、結構寒い。                                                   

2009

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2009年11月30日 (月)

南極氷山が流出しはじめた。

すでに南極東部も温暖化の影響が露骨に表れ始めた。究極の冷凍庫だった東部も、扉が開いた冷蔵庫のように西部と同じ脆弱さを露にして、融け始めた。「TIME」は、そのありさまを報じている。

「East Antarctica, Long Stable, Is Now Losing Ice」

http://www.time.com/time/specials/packages/article/0,28804,1929071_1929070_1943136,00.html

融解の兆候は、予測の範囲内だが、ニュージーランドとの間の南氷洋には、南極大陸の氷床から海に割れ出た巨大な100を越える氷山が新たに浮遊して漂流し、海上交通の大きなリスクになっている、という。

IPCCの温暖化予測は、このような、より過酷で早い温暖化の悪化のフェーズを見損なっているようだ。

2009年11月28日 (土)

水没で毀損。日本のアイランダーと臨海都市

11月1日に排他的経済水域と海面上昇リスクに触れたが、日本の「島嶼ガードスキーム」が始動するらしい。http://yoneyamasan.blog.eonet.jp/yoneyamasankarakumogadeta/2009/11/post-a484.html

島の水没は、国益に関わる事態である。とくに帰属を争っている場所では、国益確保が憂慮されていたが、12月に会議するのだから、来年度予算要求に盛り込むのであろう。

「政府、EEZ維持のため離島保全の基本方針策定へ」 産経コム 2009.12.27ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091127/plc0911272232019-n1.htm

島嶼のガードの次は、都市のガード・スキームが課題だ。日本の全ての海岸防護に投じる体力はもはや到底ないという事実をシェアする必要がある。

大阪府のような臨海開発は、もはや民意を離れた空中楼閣、都市経営者の机の上のおろかだが、甘美な遊びでしかなくなるだろう。「事業仕分け」の対象すらならない代物になる可能性をはらむ。

臨海は高くつく。海面上昇による資産価値のリスクを抱えた「ハイリスク、ローリターン」の場所と、ガードが必要なインフラ整備が必要な港湾地域との価値を、素朴に混ぜていた時代はとうに過ぎ去った。

日本の臨海都市は、内陸部の価値の再評価に動くであろう。内陸地域との合併、展都が、COP時代の都市経営のミッションになるであろう。

2060年以降が危ない。小惑星危機(ハワイ大)と気候危機(COP15)。南極の氷の減少、規模・速さ予測を上回る 米研究

アル・ゴアはCO2の温暖化寄与比率の下方修正し、他の物質の温室効果寄与を含めた姿勢に転換しつつある。「科学技術立国」という言葉を、とてもうまい、批判のガス抜き用語として、都合の良いときだけ使う風習のある日本では、COP15まで僅かの準備期間に、、無作為の日々、基準づくりが「不得意」な姿を確認しあっている。多面的な国際貢献要求の政治的圧力にCOP以降の半年間、は、猛烈に晒される確率が高い。いわれてからやるという「美徳」が浸透している日本では「科学技術立国」の言葉は、どのような立場で使おうとも、いわれてやる、という時間をかせぐための格好の癒し言葉である。誰もが、どちらの側もが、それでこそ安心する。

温暖化ファクトシートさえ日本国内では低調でまともな海面上昇レポートもどこにも普及しない。全ては、COP15の後の国際的反応を見極めてからの、キャッチアップ体制になっている。これが「一流の日本」で、あろう。

海面上昇については、偏西風の蛇行や強さで20年周期で上下している日本近海が、いつから、気候危機や気候スィッチ、あるいは気候劇症化による海面上昇の影響や打撃を蒙るのか、議論をまじめにしないといけない。

2050年以降に、温暖化の影響は、温熱化といってよい深刻モードに入り、小惑星衝突の可能性の危機も抱える時代に入る。COP15直前には、温暖化被害の脅威を強調しようとするニュースもあるが、最大の脅威は、来年前半の政治的妥結の政策化プロセスの挫折であろう。

ここでしかできない、あと数年しか余裕がない、という言葉は、ほとんど海外の政府か、メディアが良く使う。

南極の東西では、氷の融解の挙動が異なり、東側はより安定している「はず」だった。IPCCの予測は、極地とグリーンランドの氷の融解予測を除外していたため、バージョンアップに迫られている。一部、予測の仕事に政治的な観点や操作の疑念をもたれるようなメール記録は暴露されたのも、COP15直前ならではのニュースだ。

しかし、被害は実測数値なのであり、その被害予測が1.8から2倍近くも甘かったことは、次の予測修正年の前倒しを突きつけられた格好だ。

次の予測数値公開のタイミングでは、政策立案がもはや間に合わないことになりかねない。間に合わなくなってから、あせって「間に合わせよう」とする日本の風見鳥的な態度には、同調するものだが、どうもそれでは本当に世界が具合が悪いことになるらしい。

温暖化ファクトシートの低劣な更新速度、被害予測の遅延危機が深刻さを増している。残念なことにそれにリーダ的に加わらない「科学技術立国日本」ならではの姿がある。しかし、国際的な被害予測の更新と海面2m上昇予測はリンクして、日本に影響しつつある。http://yoneyamasan.blog.eonet.jp/yoneyamasankarakumogadeta/2009/11/post-595c.html

2009年11月25日 (水)

むこうがわの秘密

こちら側なのに、すでに「むこうがわ」になっている、奇跡的なスポット。誰もいない。三田。

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竹生島巡遊@2009

この下に座する岩のなつかしい感じは、秀逸であった。あまり、他でみたことがない。

しまひとつ いわくらみせて ちるもみじ

ちったあとは、やはり、ビールである。

2009

竹生島巡遊@2009

ミニ日本。日本のなかの日本。模型的日本。この点のような小さな竹生島、線のような天橋立、そして、点線面の三拍子としたら、余呉湖でしょう。面は鏡湖。水面というくらいだから。光る湖。気分のいいところは少ないが、この三つのスポットは、圧倒的におすすめ、である。人の少ないとき雨や小雨のなかのほうが麗しい。

桃山の曲線美は、ここで、わかる。150円の餅もおいしい。お茶を後ですすめられる。ピントが甘いが、素朴な甘露さがおのずと周囲に染み出す「アウラ」であろう。モネの積みわら、レオナルドの描く、鼻のしたの滲みか。

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長浜ビール風景@2009

ビールを飲みにいった。竹生島に行った帰り。島影の右にみえる小島にはもう、ひもを渡していない。天橋立と同じく神社とお寺さんが隣り合う取り合わせ。北琵琶湖の鏡湖と、この竹生島は、凸凹トポロジカルで面白い風景。関根伸夫「位相・台地」も思い出す。長浜の水路は結構綺麗だった。

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2009年11月24日 (火)

灘風景 2 @2009

Rimg1448 灘の椅子@2009 時折、阪急神戸線が上を通る。

灘風景@2009

最も、灘の界隈らしい風景@2009 久しぶりに座った。2009_2

温暖化専門チャンネルの時代

天気予報、気象予報の時間帯は、世界的に温暖化の情報や話題が増えて様変わりを始めている。NYタイムスの「New Voices on Climate Change」の記事は、近未来である。 http://www.nytimes.com/2009/11/23/business/energy-environment/23iht-green23.html

風説や客観性に乏しい警告や情報の信憑をどこで確保するか、さらに数日先や1週間、「今日の温暖化」などの予報やトピックは、困難が予想されるが、温暖化危機への世論喚起は避けては通れないことになっていくだろう。

環境税の導入などの負担がどこに投じられるか、納税者の視線は、温暖化の被害リスクを蒙る地域の人々ほど切実になろう。

とりわけ、海面上昇リスクは、「地震保険」の需要を広範囲に生み出すが、保険が効かないリスクも算定される可能性が高く、免責事項に含まれる地域かどうか、臨海地域へ行政セクターが投じる税金が高騰する恐れがかり、「温暖化による臨海開発調整区域規制」の網が検討されるであろう。臨海の温暖化リスクの高まりで、行政が守れない臨海地域は、一定の開発抑制力と抑止がはたらくことになる公算が強い。

臨海地域は、現在「ばら色の開発」圧と「温暖化による海面上昇の脅威」がまだらであるが、COP15の結果をどう分担するかで、来年には、人々の関心は一変する可能性がある。

WWF報告が出た。

毎年1~2cmづつ海面が上昇し、2050年には最低50cmとなり、2100年頃には最低1~2.5mの上昇というシナリオができてきた。

WWF他の最新のレポートが公表された。

http://assets.panda.org/downloads/plugin_tp_final_report.pdf

あらゆる大きな港湾都市は、海面上昇をめぐる未曾有のリスクをまのあたりにすることになる。

2009年11月23日 (月)

南極東部が溶け始めた。

やはり南極の東部の氷も溶けはじめた。世界のメディアが速報ぎみで伝えている。西部に比べ安定しているといわれてきた南極東部についに融解の証拠が確認されたことで、ついに世界中の海から「聖域」が消えてしまった。

海面上昇というデーモンに対抗するには、「水際作戦」や地球工学的な劇薬処方箋しかない時代になった。

これで「地球温暖化」というよりも、「地球温熱化」というべく「地獄の釜の蓋」が開いたことになる。

COP15の折衝を後押しするのは、南極東部の状況の悪化を伝えるのが一番効くが、それは温熱地獄行きの切符でもある。

たとえばBBCの記事、「East Antarctic ice sheet may be losing mass」など。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8371773.stm

2009年11月22日 (日)

神戸と逆のオランダのネバー・エンディングストーリー@海面上昇危機

果てしない取り組みをオランダがやり始めている。independent紙が報じたように、これはインタイムである。繰り返すが、神戸の土砂の埋め立ての手法と対照的だ。海底を浚渫した土砂で海浜を高める土木は、ネバーエンディングのストーリーであると伝えている。

「Dutch build more dunes against rising seas」

http://www.independent.co.uk/environment/dutch-build-more-dunes-against-rising-seas-1825183.html

すでに海浜を過去に失った日本の都市港湾部、臨海地域、埋立地域には、果たしてどのような運命が待ち受けているだろうか。

海面上昇が今後も起これば、どういうことになるか、なんとなく了解される。まるで「空気」のように・。。

神戸と真逆のオランダ

これは、かつての神戸の真逆である。山を崩し、土砂を海に沈めて島をつくった神戸に対し、オランダは、海底を掬ってその砂を浜に積み、海面上昇危機に立ち向かう。

www.independent.co.uk が、以下のように報じた。

「Dutch build more dunes against rising seas」

http://www.independent.co.uk/environment/dutch-build-more-dunes-against-rising-seas-1825183.html

2100年見当で、0.65 ~ 1.3 mの幅で、海面上昇の計画水位を立てて備えている、という。

オランダの水利政策は、筋金入りなので学べないところはないが、いつから、それを学ぶか、いつ生かすかは、日本の流儀からすれば、世論がその海面上昇の脅威を真剣に受けとめるようになってから、であろう。

それでは遅すぎるが、かつての水際阻止作戦のように「落ち着いて行動する」ように繰り返し呼びかけられる。基準をつくるよりも、落ち着いて警戒するように幾度も連呼するほうが、考えずにすむ。とてもたやすい。

すでに手遅れだから、気休めの警戒モード広報には成功も失敗もない、真剣さだけが伝わればよく、その結果責任はどこかに、いつのまにか、忘れ去れて、払拭される。

グリーンランドと0.75ミリの海面上昇

世界の海面上昇の6分の一は、グリーンランドの氷が失われることにあることをオランダのユトレヒト大学研究者ichiel van den Broekeらが、以下の報道のように明らかにした。2003年以降0.46ミリの海面上昇に寄与し、さらに2006年からは0.75ミリの上昇に寄与しているという。この傾向がいつまで続くかは不明という。

「Greenland ice loss responsible for a sixth of sea-level rise」

http://www.thaindian.com/newsportal/health/greenland-ice-loss-responsible-for-a-sixth-of-sea-level-rise_100278314.html

グリーンランドの氷のロスと世界の平均的な海面上昇の数値との関係があぶりだされてきた。この傾向が累乗的に高まるか否かは、にわかには、わからない。

この研究者たちは、グリーンランドの氷のロスは、氷そのものの融解と、さらに、氷が海中に滑り落ちる効果とによるものであることも明らかにしていることから、この二つの現象がどのいうな振る舞いをするかにかかっている。

常識的には、ダムや堤防決壊のように、ある時点で、その現象がとめどもなく多発するようになるときが懸念されている。

日本の安易な都市経営に警告@アイルランドの危機報告書

もはや保険に入れない都市住居の懸念を伝えるほとんど初の報道。海面上昇と高潮などの複合的な脅威から都市インフラを守ることはもはや「選択」の対象となった。「Ireland at Risk: Critical Infrastructure - Adaptation for Climate Change 」という、40ページのアイルランドの危機についての調査報告書が公表された。

[Report urges action on rising sea levels]

http://www.irishtimes.com/newspaper/ireland/2009/1118/1224259044804.html

ついに、もしものときの災害が免責になる臨海地域が発生することが、国レベルで指摘された。

日本の安易な都市経営への警告になる。

2009年11月21日 (土)

ろくろく気候暴走@20?0

地球寒冷化モードの影響で押さえ込まれた最近の温暖化は、数十年後に牙をむく。そのみかけの平衡は破れ、破局的な温暖劇症化、気候暴走の時代になる見込みだ。海面上昇が現実的な被害をもたらす時期に一致する。温暖化と寒冷化がキャンセルしあう今の時代は、単なる「嵐の前の静けさ」である。

間の悪いことに、cop15は、寒冷化+温暖化がキャンセルしあう、しばしの踊り場で、合意形成のバインディングを図るというはめに陥っている。リアリティが沸かないなかで「ムリをしている」とみられる。まるでギリシャ悲劇の筋書き、それを地でいくようなものだ。

気候は序々に変わらず、水が沸騰するようなかたちで、劇的に様相が転移する破局をシナリオに持っておく必要があろう。相転移である。均衡が破れると「暴走」が始まる。

氷の大規模な海への投入、融解が起これば、地球規模の極地の海流沈下サイクルも打撃を受け、海流の方向は変わる。気候のファンダメンタルが変わり、作物転換を短期間で迫られるが、その間は、食物、エネルギー抽出作物も育成がはなはだしく困難になろう。その気候の劇的転換期間、気候スイッチが行われるときを、国際紛争なく、くぐりぬけられるかどうか?

海洋国の英国は、すでに海流変化による気候転換が農漁業に与える脅威から、食糧輸入のストップ、石油危機時代のようなことが、食糧ベースで現れることを数年先に予測している。日本近海の黒潮、親潮などの海流も、同じリスクを負っているはずだ。

最近のニュースで最も悪いシナリオは、9月末のドイツのポツダム研究所によるものだった。ロイターによるその報道では、同所のStefan Rahmstorfは、2100年までに1m、2300年までに3mの海面上昇が、温暖化効果ガスを効果的に地球から除いて逆に地球を冷やさない限りはもはや不可避である、といっている。

「Two meter sea level rise unstoppable: experts」

http://www.reuters.com/article/environmentNews/idUSTRE58S4L420090930?feedType=RSS&feedName=environmentNews

さらに、これを凌ぐ悪い Telegraph のニュースは、南極の気温の6℃上昇による4~6mの海面上昇リスクに触れた研究である。しかし、どのくらいのスピードでそうなるか、グリーンランドと南極の氷の融解、氷床の亀裂、海中浮遊化との関係も、未解明だ。

「Rising CO2 could cause catastrophic sea level rise finds Antarctic study」

http://www.telegraph.co.uk/earth/earthnews/6597736/Rising-CO2-could-cause-catastrophic-sea-level-rise-finds-Antarctic-study.html

「Antarctic temperatures between ice ages '6C warmer than today'」

http://www.telegraph.co.uk/earth/environment/climatechange/6606227/Antarctic-temperatures-between-ice-ages-6C-warmer-than-today.html

2009年11月20日 (金)

海面上昇をめぐる「ケンカ」、地方と国とのさや当て@オ-ストラリア

豪地方政府が、国の連邦政府の海面上昇予測レポートの精度に疑問符をつけ、さらに精密な海面上昇による被害予想を公表予定であることを公にしたことを「The age」が報じた。 それによると、2100年頃までにの海面上昇を、80cm、110 cm、140 cm の三種類に想定したシナリオを連邦レポートよりも20倍も詳細なスケールで来年公表することになっている、という。

日本はその必要性さえまともに指摘するようなメディアもない。

もともと自ら基準をつくることが不得手な行政セクターに、それに追従してのんびりと構える報道メディアの「デッドヒート」が日本の現在である。報道メディアも与えられるのが得意で、ことさら劇場的に演出する効果のみしか追求できない。

したがって、はやく、臨海危機の内部評価モードになっている先進国はその成果と姿勢を明らかにして、ガイカツで日本はそれを肯定するというモードに来年後半以降の予算要求時になるのであろう。温暖化対策税の投入先として、臨海維持コストの目をむくような高騰が突きつけられるに違いない。

豪連邦政府と、ヴィクトリア州地方政府との間に起こっている、海面上昇による影響予測をめぐる記事なので、国と地方の関係をみる上で興味深いケーススタディになっている。

The age 「Sea-level report not watertight」

http://www.theage.com.au/environment/sealevel-report-not-watertight-20091116-iiag.html

日本の地方主権の発揚者や都市経営の専門セクターも、少しはまともな議論を始めているのであろうか。

2009年11月18日 (水)

日本の近未来風景@臨海風景が一変

極地科学の知見が両極・グリーンランドで蓄積されて今までIPCCの海面上昇予測の計画外力に放置されていた北南極の氷の融解が海面上昇に与える影響が、次第に明らかになり、何がわからなく危険なのかも、およその見当がつきはじめた。

このことによって臨海地区保護・開発に対する行政セクターや都市経営の方針は、数年で劇的に転換せざるを得ない。英国では、沿岸部や臨海地区の災害保険の概念も一変しつつあり、日本も事情は同様だ。「臨海保険」あるいは、海面上昇による高潮など危険を承知で居住することのコストを保険会社が持たない、免責範囲になり、保険料も見直しになるだろう。

気候変動も、たかだか数ヶ月の範囲で変わることも、過去の氷河時代の氷の組成調査によって明らかになった。

何も行動しなければ、臨海地区の防護にかかるコストは莫大なものになり、それは環境税、温暖化対策税がカバーするほかない。公共工事は、道路一辺倒から「護岸」整備が切実な要求となり、災害時に水をカナライズして溜め込む居住禁止地域の設定基準の線引きに臨海部の生活の関心はシフトしていくだろう。

したがって、行政セクターが先導的に臨海の大規模開発を海面上昇リスクヘッジのコスト計算を無視して行うことは、もはやない。

すでに存在する港湾、空港、臨海機能の防護に投入する予算金額は年々高まり、その負担は、温暖化対策税率構造に跳ね返る。温暖化対策の日本のタスクフィースのコスト試算の対象になるべきものだろう。官邸HPhttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/t-ondanka/index.html

海面上昇による機能維持コストの考えをふまえない都市経営はレッドカードで退場するが、日本の臨海の近未来風景の参考は、イギリス、オランダ、さらに米国のハリケーン来襲地域の護岸にもみられるように、まもるべき風景の価値観もゆすぶられる。

日本の大河川地域は、同じ風景の変容を迫られるに違いない。利根川、淀川、信濃川、などなど。

「SPUR」の次の記事は、そのことを意識させる。

「Strategies for managing sea level rise」

http://www.spur.org/publications/library/report/strategiesformanagingsealevelrise_110109

2009年11月17日 (火)

露メドベージェフ大統領が海面上昇リスクに言及

大変珍しいことに、ロシアのメドヴェージェフ大統領が、気候変動による壊滅的な温暖化についてコメントした。北極や南極の氷が溶けて海面上昇が引き起こされることへの懸念を表明。ロイターが伝えた。非常に稀な出来事だ。http://www.reuters.com/article/environmentNews/idUSTRE5AF1SU20091116

オバマの原発政策とCOP15

米国の原発リニューアルや原発新設は、オバマに敗れたマケインがかつて大統領選挙で公約した政策だったが、民主党の温暖化対策の政策とは真っ向から対立していた。まったくのトレードオフの関係にあった。オバマ政権の原発政策は、現状維持であり、むしろ原発依存から脱却し、再生可能エネルギーへの大胆な転換、チェンジを訴えて当選を果たした。

しかし、上院の温暖化対策法通過がCOP15にとって極めて重要な日程にのぼってきたところで、オバマ政権のリーダシップは、温暖化対策法案通過を念頭において、共和党議員のすすめる原発推進政策を部分的に許容するしかなくなるほど追い込まれつつあるようにみえる。

あえて原発政策で足踏みすることによって、温暖化対策法をすすめるという、政治的な選択がみえてきているようだ。原発政策で共和党等的色彩を強めれば強めるほど、温暖化対策法案の可決の通過は現実になる。

すでに米国のエネルギー政策は、さらなる変化、チェンジの片鱗をみせそうである。

南極の「水際作戦」、海面上昇予測値の上昇@2100、ニュージーランド

海面上昇の予測値は年々更新される。危機は高まり、もはや温暖化抑止は理想でしかなく、それを絵に描いた餅にして遊ぶしかなく、あとは、突然の、追い込まれてからの温暖化の劇症適応しかないと思ったほうがよさそうだ。

瀬戸際での戦術的な対応に終始する、それを「水際作戦」というが、結果責任を取らず、みんなで水際作戦への懸命な努力そのものに敏感に反応するしかない。それでできなかったことは「仕方がなかった」となり、誰も責任を取らない(取れない)。海面上昇への備えや関心についても、「水際作戦」という魅力に抗することができるかどうか、あやしい。

したがって、海面上昇の影響は、季節的な台風のように目に見えるようになり、臨海を来襲するのがわかるようになろうが、ときすでに遅し、仕方がない、ということになろう。

いままで稀にしかこなかった超大型台風も、日常茶飯事に毎年来襲することになりそうだ。数十年に1回しか起こらなかったリスクを毎年負うことになる。これは、あまり芳しいことではない。人生に一度か二度あるかないかの大型台風や水災害が、毎年必ずやってくることになったら、とてもやりきれないことになる。春夏秋冬の四季も感じることもできずに、その記録や感受性はミュージアムや文学のなかに逃げこむだろう。

痛烈な被害をもたらす大型台風が、海面上昇とともにやってくる時代がくる。とてもたまらない。海面上昇と高潮のダブルパンチのサージは、水際作戦で防げるものではない。

南極も同様な作戦をとって、北極のような急速な融解を防いでいるが、しかし、もはや、それも時間の問題だ。このような内容の調査をニュージーランドの科学者たちが、海面上昇の最も悪い予測とともに発表したことをStuff.co.nz が11月11日付で報じた。

「Ice shelf finding 'debunks claims of sceptics'」

http://www.stuff.co.nz/environment/3050131/Ice-shelf-finding-debunks-claims-of-sceptics

最大の教訓は、ダムと水のように、地震とアスペリティのような関係に、南極の氷床と氷棚がなっていることだ。壊れるときはすばやく、突然(それでも数十年か?)、氷床は融解し、火砕流のように海中に崩れ落ちていき、その投入分が破壊的な海面上昇を引き起こす。崩壊のシナリオはこのようなものだが、いつ、どこから、何がその誘因となるか、解明が待たれる。

氷棚なしの、裸の氷床は、壊滅的な海面上昇の先触れになり、その挙動はまったく不詳だ。おそらく、その挙動がわからずじまいで、氷床の海への滑落が起こる可能性もありえるだろう。

金沢の雨@2009

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2009年11月16日 (月)

ハワイが危機に瀕す@海面が上昇し続ける時代

海面上昇幅は2100年頃に、1mまたはそれを越えて高潮などの水災害は2mという数値水準を世界のあちこちの機関が採用して、それをもとにした被害予測がなされている。1mは、もはや最低の数字でしかない。

The University of Hawaii's Sea Grant program は、1mという海面上昇幅を基本にしたハワイ沿岸や砂浜を護る研究をすすめている。ヤフー・ニュースが伝えている。

「Hawaii's famed white sandy beaches are shrinking」

http://news.yahoo.com/s/ap/20091115/ap_on_re_us/us_shrinking_beaches

日本も、この1m超の予測値水準は、ハザードマップ作成の参考にせざるを得なくなるだろう。

2009年11月15日 (日)

サンフランシスコの危機じわり@海面上昇

リム・パシフィックの大都市国際空港の一つ、サンフランシスコ空港や近隣の臨海機能の海面上昇に対する脆弱性と対策の必要性をThe San Francisco Examiner が報じた。

「Examiner Editorial: San Francisco bayfront is going underwater」

http://www.sfexaminer.com/opinion/Examiner-Editorial-San-Francisco-bayfront-is-going-underwater-70007857.html

このソースは、San Francisco Planning and Urban Research Association の取組みにある。http://www.spur.org/about/mission

サンフランシスコでは、2100年までに、39インチないしは、55インチの海面水位の上昇が見込まれている。そして、約1.4mの上昇を脅威の予測範囲に置いているようだ。

オーストラリア政府が唱える1.1mという計画海面水位を上回る。

報道は、San Francisco Planning and Urban Research Associationによると5フィート、つまり1.52メートル規模、2100年以降はそれ以上となる可能性を伝えた。サンフランシスコでは、ここ10年前くらいから毎年2ミリから3ミリに海面上昇速度が上回っているという。

各自治体ごとの「地域主権」を越えるものが、この計画海面水位であろう。

Sbsh1200

 

2009年11月14日 (土)

月のクレーターに氷を確認、NASA

月居住基地へ一歩前進か。アメリカらしい方法、体当たりでの調査結果だ。どんな組成をしている水か?その分析が待たれる。

悪いことは重なる。グリーンランド氷床の融解はやはり加速していた。

とても悪いことが両方起こっている事実をBBCが伝える。海面水位を引き上げ、海面上昇による文明への打撃となるグリーンランド氷床融解の最近の挙動を報じる。

オランダのユトレヒト大学のlead researcher Michiel van den Broeke herlandsが率いるチームが行った調査を報じたものだ。

報道された調査によれば、グリーンランド氷床の融解は加速している。その原因の半分は、氷床が今までよりも早いスピードで海中に押し出されるせいで、あと半分は、表面の氷が溶けたせいという。水は太陽エネルギーを蓄え、さらに氷を溶かすアクセルとなっているという。また、小さくなった氷床では、雪を受けとめる場所が少なくなり、氷の成長にマイナスにはたらく、という。

「Greenland ice loss 'accelerating'」

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8357537.stm

氷床の海中への滑り出し速度が増し、さらに氷床の表面も溶け出しているという。二つの悪いことが重なり合うとどうなるか?

溶けた水は、氷床の滑りを良くする格好の潤滑油となっている。さらに、太陽光エネルギーを蓄えて伸縮を繰り返し、氷床を滑りやすい大きさのスケールに分割するだろう。

悪いことずくめである。悪化しさえするが決して良くはならない。

Sbsh1227